姉やんさん!ワーホリでたくさん稼ぎたいのですが、どうしたらいいですか?
ワーホリって出稼ぎのためにあるわけじゃないのに、
いつの間にか海外出稼ぎブームになってるね・・・
稼ぐ稼げないなんてほぼ運なんだけどさ、まぁ特徴や選ぶべき職種ってのは結構はっきりしているよね。
ワーホリ3年、コロナビザで2年近くオーストラリアにいた姉やんです。
私のもとには今までにどのようにしてオーストラリアで稼ぐかといった相談が沢山来ていました。私自身ミートファクトリーで月50万以上、FIFOで月80万(どちらもTax込)程度稼いでいました。FIFOでは皿洗って楽しく友達と仕事をするだけで、9ヶ月で日本円にすると700万円ほどの収入になるので驚きですよね。
ただし職種・職場・時期などによって得られるお金も変わりますし、運も非常に関係します。
最近では多くの新しく来たワーホリの人たちが良い仕事がゲットできずに帰国するという話もよく聞きますし、実際に何人もの知り合いが日本への帰国を余儀なくされました。
私としては「オーストラリアに来て海外での生活・仕事を経験し、美しい自然をみて目一杯ワーホリを楽しんでもらいたい」といった思いがあります。そのためにはある程度お金を稼ぐ必要があります。そこで
・オーストラリアで稼いでいる人の特徴
・何をすべきか、どのような思考を持つべきか
私の意見にはなりますが、出稼ぎブームの真実を交えながら記事を書いていきたいと思います。
出稼ぎは成立する人もいれば、しない人もいるのが真実
日本のテレビでは「ハウスキーピングで月80万円!工場勤務で月80万円!」と報道されていますが
これは事実です。おそらくTax込みの金額だと思います。(手取りは15%のTaxが引かれます)
しかし時給$32(最低賃金にちょっと上乗せした額)で8時間勤務とし、週7で働いても70万にもなりません。給料が週末は1.5倍、祝日2倍になると辻褄が合うので
テレビで報道されている人たちはめっっっっっっっっちゃ働いていることになります。
時給がそれなりによくて、長時間働ける環境にいるということが大前提となります。
姉やんだって月80万くらい稼いでいたんでしょ?
どうやって働いていたの?
私の場合は時給$35くらいで2週間休みなし12時間労働夜勤あり
という特殊な働き方をしていたからそのくらい稼いでいたんだよ。
パン工場で働いていた時は週5で8時間勤務だったから全然稼いでいなかったよ〜。
つまりオーストラリアのワーホリで出稼ぎは成立するが、月に多くの額を稼いでいる人は長時間労働をして稼いでいることが多いです。
資格・スキル保持者は強い
次に日本で何らかの資格やスキルを持っている人は、ある程度(IELTS5-5.5以上)英語を話すことができれば高い時給で雇ってくれるところが多いので強みになります。
美容師・ネイリスト・アイリスト | フォークリフト | 金属加工、道路工事、鉱山関連 |
看護師 | トラックドライバー | 整備士 |
シェフ・コック | パン職人・ペストリーシェフ | 携帯などの修理 |
日本で看護師だった人の多くは、AIN(通称アシスタントナース)のコースに通い介護士として働いている人が多いです。大卒で英語力の高い人は免許書き換えもできるそうです。OTやPTなどの医療従事者も免許の書き換えができますが、かなり高い英語力が必要となります。
他にもプログラミングやデザイナーなどを日本で経験しており、オーストラリアの企業で働いている人もいます。
上記の例ですがオーストラリアの免許を取得しなければならない職種もあるので、もし資格やスキルを持っていてそれを活用したいという人がいたらぜひ調べてみるといいでしょう。
日本では未経験でも1から仕事を教えてもらえる環境が整っています。スキルを持っていることはかなりの強み。ワーキングホリデービザは最大3年しか使えないので、日本で英語力を上げてから来ると満足したワーホリになるでしょう。
スキルなしワーホリの大体の給料は月29-37万円程度
何のスキルもなく、特別危険な仕事・夜勤や休日出勤なしで働く場合はだいたい最低時給フルタイム$23.23もしくはカジュアル$29.04スタート
もしあなたが何のスキルも持っていなかった場合は給料が最低賃金だと思いましょう。
※日本円を$1=94円と換算した場合
フルタイムで雇われた場合
$23.23(時給)×8時間×週5=$929.2(before tax) $789.82(after tax)
日本円で週7万4243円、月29万ちょい
フルタイムは働く時間が保証されているよ。
カジュアルは保証がされない分給料が高い。
でもカジュアルだと使えなかったら即クビもありえるよ。
カジュアルで雇われた場合(25%plus)
$29.04(時給)×8時間×週5=$1161.6(before tax) $987.36(after tax)
日本円で9万2811円、月37万ちょい
これに夜勤手当・休日/祝日手当・レベルが上がった場合の時給増を考えます。(レベルとは会社規定で時給が上がるシステム)
しかしレストランやカフェなどは毎日8時間入れる・週5日働けるとは限りません。私が某有名ジャパレスで働いた時は週4日夜の4時間のみで、他のカジュアル従業員は仕事を掛け持ちしていました。また20歳以下は給料が少し安いです。
ここで生活費を引いてみます。
家賃を週$200、食費$150、外食・交際費$60だと仮定して週$410
携帯代$30、娯楽費$100を足して月$1770(日本円で16万6380円)使うとしましょう。
すると貯金できる額はフルタイムの人だと12万ちょいとなります。カジュアルだと20万ちょい。
んー。日本で働いていた時の方がボーナスもあったし貯金できていたかもしれないなー!
あくまでも最低賃金で週5労働だった場合です。
もちろん仕事・労働時間・手当・家賃などの生活費・車を持っているか・交通費が必要なのかなどによって前後左右します。
ただこのくらいになることを予測していた方がいいかもしれません。
ファームでも稼げる?良いファームと体力・運動神経が必要!
ファームで月100万円稼いだって聞いたよ。英語も話せないし、ファームで稼ぎたい!!
これも日本のテレビで聞いた話ですが、稼ぐ人もいます。ですが、そのくらい稼いでいる人は
シーズナルジョブ+歩合制です。
例えばブルーベリーのシーズンが8月から11月末だとします。そのうちのハイシーズンと呼ばれる収穫期は9月10月のみ。
歩合制は自分が取った分だけ稼ぎになります。例えばブルーベリー1kg$〇のような感じです。
月100万くらい稼ぐということは労働者の中でもトップピッカーと呼ばれるめちゃくちゃピッキングもしくはパッキングが得意な人で、定期的に年中稼いでいるわけではないということ。もし年中稼いでいるのであれば、色々な作物のシーズンを狙っているファーム強者の可能性が高いです。
私は運動神経はまあまあな方で、ブルーベリーのハイシーズンでは 2ヶ月間毎週$1000以上稼いでいました。トップピッカーは週$1500ほど。トップピッカーの人たちは2年目や3年目だったり、運動神経の良い子、体力のある子でした。(炎天下で高温の中ピッキングするので体力が必要)
つまり個人によります。体力や運動神経に自信のある人は挑戦してみるといいでしょう。ただし
体力に自信のない人は時給制の仕事をおすすめします。バナナのパッキングの仕事などはシェッド(小屋)の中で音楽を聴きながらやれましたし、トイレも休憩室もついていてよかったですよ。牛や羊、鳥などの動物が好きな人はデイリーファームなどで働くのもありです。
安定して稼ぎたいならファクトリーがおすすめ
ミートファクトリーとブレッドファクトリーを経験した姉やんとしては
ファクトリージョブが一番安定して仕事がもらえ、時間数も稼ぎやすいと思います。
ミートファクトリーでは身体的・精神的に大変なこともありますが、大きい工場がほとんどで福利厚生もしっかりしており時給も最低賃金よりも高いところが多いです。私はナイフハンドリングの経験もできたのでファームよりも楽しく仕事をすることができました。
ブレッドファクトリーでは最低賃金に毛が生えた程度でしたが、仕事は6時から2時までで夕方の時間が自由だったのと身体的にも精神的にも楽な仕事だったので心も体も安定していました。
土日祝も稼働している大きいファクトリーであれば週$1500ほど稼ぐこともでき、貯金もかなりできます。車が必要なところが多いのであらかじめ車代も渡航準備予算に入れておくと良いでしょう。
仕事は選り好みしない。なんでもやるマインドを。
鉱山や島での仕事などは給料も高く労働時間も長いのでガッツリ稼げる部類に入りますが、その反面現地のオーストラリア人や他国のバックパッカー達がこぞって応募をします。
そういう仕事は運やタイミングもありますし、コネも非常に大事になってきます。
現地で多くの知り合いを作り、集められるだけの情報を集めコネも使う。
中にはレジュメ(履歴書)にちょっとしかやっていない経験を誇張して書く人もいます。
仕事を得るためには手段も問わないということを念頭に置きましょう。
またどんな仕事でも一生懸命やる。選り好みしない。このマインドも非常に大切になってきます。仕事を選り好みできる人はわずかです。英語が得意だけだと他国の英語ネイティブより劣ります。いかに自分をアピールできるか、個性・スキルを発揮できるかも大切です。
もしあなたがオーストラリアで仕事をゲットしたら、その仕事を一生懸命する・職場の人と仲良くし信頼関係を築くことをおすすめします。多くの職場ではリファレンスといって、スーパーバイザーなど上の人からの評価を求められることが多いです。職場での評価は後々重要になってきます。
日本語・英語のウェブサイト両方を駆使しよう
英語が話せないから、日本語のサイトで仕事募集があるかみてみよう
日本語のサイト(JAMS.TVや日豪プレス、Facebook、Twitterなど)でも求人はたくさんあり、それだけを利用して仕事を得ることもできますが、数が限られています。
英語のサイトで求人を探すとその何十倍もの量の求人を見ることができます。
Googleで「業界・職種・地域」で調べると山ほど出ます。Seekなどの求人サイトからそのお店や工場などのホームページに飛んでCareerをクリックしてアプライすれば結構返事が返ってくるものです。
大切なのは「日本語・英語両方で調べること」
いっぱい仕事をアプライしても返信が来ない・・・なんてことは当たり前なんです。だからこそ色々な情報を持ち、色んなところに応募してみることをおすすめします。
こちらのウェブサイトでは仕事探しの方法が書かれた記事も載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
ワーホリでオーストラリアに行く人全員に教えたい『Wise(ワイズ)』
こちらはプロモーションを含みます
これからワーホリでオーストラリアに行って旅をしたい、仕事をしたいと思っているあなた。
どうやって日本円をオーストラリアドルに換えますか?または稼いだお金をどのようにして日本円に換えますか?
そこで「Wise(ワイズ)」という海外送金サービスが超便利!
・銀行や街中よりかなり良い為替レート
・海外でクレジットカードを使うと毎度手数料がかかるが、Wiseは送金した時の1回しか手数料がかからない
・色々な通貨に換えることができ、オーストラリアだけでなく色々な国で使える
・アプリで今日の為替レートをすぐ確認、送金も速攻完了
・Wiseカードがあれば現地ATMで現地通貨を下ろすことも可能
私は今カナダに住んでいるんですが、仕事を始める前は現金を持たずWiseカード・アプリだけで決済をしていました。日本への一時帰国の時も役に立ち、日本の商品を買うときには必ずWiseを使うほど超ヘビーユーザーです笑
ワーホリだけでなく、留学・旅行する人にも超絶おすすめしたいアプリです。(カード申請もした方がいい!)
というか今の円安でWiseを持っていないのは損!!
オーストラリア在住の日本人の多くがWiseを使っています。
X(Twitter)ではよくWiseの為替レートが良い時、知らせてくれる人もいます。
使ってみたいなと思った人はWiseのHPをチェック。
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