こんにちは。オーストラリアに5年近くいた姉やんです。
相方のカナダ人ドムと一緒にバックパッカーをしていました。
僕たちはワーキングホリデービザを使って
オーストラリアに滞在していました、
姉やんとは泊まっていたホステルで知り合ったんだよ。
「いつかは憧れの海外生活をしてみたい」
そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も日本にいた当時はそう思っており、離婚をきっかけにオーストラリアに行くことを決めました。
オーストラリアに住むには「ビザ」が必要なのですが、その中でも
「ワーキングホリデービザ」を使うことに。
このビザを使ったおかげで3年もオーストラリアにいることができ、旅をしながら生活できています。(working holiday visa後はコロナのビザを2年もらいました。)
・ワーキングホリデービザってなに?
・ワーキングホリデーでは何かできるの?
・ワーキングホリデーでは英語力が必要なの?ゼロでもいける?
・こんな人にワーキングホリデーはおすすめ!
この記事はこれから海外で暮らしたい人・ワーキングホリデーに興味がある人はもちろん
すでに海外行きを決めた人も「こんなことができるんだ!」という新たな発見があるように書いています。
ワーキングホリデービザとは、遊び・勉強・仕事ができる最強のビザ
ワーキング・ホリデー制度とは,二つの国・地域間の取り決め等に基づき,各々の国・地域が,相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため,自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度です。
https://www.jawhm.or.jp/system.html
ワーキングホリデーは18歳から30歳*までの若い人に
その国の文化や暮らしを体験してもらうというのが目的なんだよ。
*ビザの取得は31歳になる誕生日まで
提携している国はオーストラリアやカナダ、イギリス、台湾など合計26か国(2022年現在)もあるんです。
国によって受け入れる人数が違い、抽選が必要な国もあります。
ワーキングホリデーでは観光をしてもよし、語学学校に行くなど勉強をしてもよし、仕事をしてもよしと
かなり自由度の高いビザとなっています。
もちろん僕みたいに英語ネイティブの人も
ワーキングホリデー制度を使うよ。
日本人からは「なんでオーストラリアにきたの!?」って言われるけど
ホリデーだし、僕はサーフィンをしたかっただけだよ笑
ワーキングホリデーは、目的に合わせて色んなことができる!
ここではオーストラリアのワーキングホリデービザを例としてあげるよ。
With this visa you can
このビザであなたができること
・do short-term work in Australia to help pay for your holiday
あなたの休暇のお金のために、オーストラリアでの短期の仕事ができる
・study for up to 4 months
最大4ヶ月まで勉強ができる
・travel to and from Australia as many times as you want
あなたがしたければ何回でもオーストラリアに(から)旅行ができる
・do 3 months of specified work to become eligible for a second Working Holiday visa
特定の仕事を3ヶ月間すれば、2年目のビザを取得できる
Work
You can do any kind of work on this visa.
このビザではどんな仕事でもすることができます
Usually, you can only work for the same employer for 6 months.
通常は同じ雇用主のもとで6ヶ月間だけ働くことができます
※2024年1月から6ヶ月以上でも問題なくなりました。
Study
You can study for up to 4 months (17 weeks).
あなたは最大4ヶ月(17週)まで勉強をすることができます
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/work-holiday-417/first-working-holiday-417#Overview
こちらがオーストラリア政府があげているワーキングホリデーでできることになります。
仕事も、遊びも、勉強も全部できちゃうのがワーホリビザのいいところ!
さらにオーストラリアは条件に当てはまれば最大3年間ワーキングホリデーが出来るので、長く海外に住んでみたいという方には持ってこいなんです。
旅行
ワーキングホリデーという名前の通り、ホリデー(休暇)をとることができます。
私たちはミートファクトリーでお金を貯め、オーストラリアでロードトリップをすることにしました。
スカイダイビングやシュノーケリングをしたり、ウルルに行くなど
オーストラリアの素晴らしさを知ることができました。(継続中!)
マジでオーストラリアに来たらロードトリップをして欲しいです。100%最高の体験ができます。
もちろん地元の人と一緒に暮らしたり、シティ生活を満喫することもワーキングホリデーの醍醐味と言えるでしょう。
仕事
仕事は同じ雇用主のもとで最大6ヶ月間働くことができます。
どんな仕事を選んでもOKです。
私は
・レストラン
・マッサージ
・ファーム
・ファクトリー
のお仕事を転々としていました。
好きな職場に長くいてもいいですし、2週間~6ヶ月ごとに転々とすることもできます。
その度に面接があるので、やはり英語が話せた方が仕事もゲットしやすいですし楽しさが増します。
また指定された地域で特定の仕事を3ヶ月行うと2年目のビザをゲットすることができます。(3年目のビザは6ヶ月)
お金を稼ぐ目的でオーストラリアに来る人も沢山いる!
オーストラリアの最低賃金は2022年現在$23.23/hour(before tax)、日本円*で2183円ほど。
ワーキングホリデーで働く人はカジュアルという働き方が多いので
25%増の$29.04/hour(before tax)、日本円で2729円ほど。
そのため週に38時間働けば最低賃金でも週$882.80、1週間に8万円3000円程度もらえることができます。
日本で正社員になるよりも、オーストラリアで気軽に働いた方が貯金できる可能性があります。
ただし!!そんなに甘くなくて
英語がある程度できなければ仕事は選べないので
稼ぎたい人はちゃんと英語勉強してきてね!
*日本円を94円/AUD$としている
勉強
ワーキングホリデーでは最大4ヶ月まで就学することが許可されています。
英語力ほぼ0で来た私は、語学学校に行って英語を学ぶことにしました。
そこで基礎からしっかり学ぶことで、英語が話せるようになっていきました。
語学学校に行っている期間が一番英語力が伸びたと感じています。
はじめは授業についていくのがやっとでした。
でも学校に通ったことで基礎の英語力がついたので良かったです。
英語圏で英語が話せないというのは
やはり生活面でも仕事面でも大変です。
英語力0でもワーキングホリデーはできるけど……
正直英語力0でもワーキングホリデーはできます。
本当にABCから学ぶのであれば難しいと思いますが、大体の日本人は中学・高校で英語に触れていますよね。
I am 〇〇. How are you? I like Sushi. Coffee Please.
くらいは言えますよね。
私はそのレベルで来ました。
中学まではちゃんと授業を受けていて、高校に入ってから挫折した人です。
このレベルでも語学学校に4ヶ月間通い、英語の基礎を学べば生活はできるようになります。
ただし!!!!
仕事となると別です。
シドニーでいくつかのレストランのトライアルを受け、不合格。
面接なんてなにを言っているのかわからない状態。
結局日本食レストランでしか働けなかった。
これが現実です。
キッチンで働くならそんなに英語力必要ないでしょ?
と思うかもしれませんが、キッチンで働くとしても
・仕事をゲットするのに電話応対、面接が必要
・仕事中の指示が聞き取れないといけない(しかもキッチンはうるさい)
・同僚とコミュニケーションをとる
・自分のシフトや休み希望などを伝える
これ以外にも英語を使う場面が沢山あります。
今まで日本で英語を話してこなかった人が、語学学校に行ったたった4ヶ月間でこれができると思いますか?
はい、無理です。
なので、これから海外で生活をしてみたい方・ワーキングホリデーをしてみたい方
日本で英語、特に英会話の練習をしてきてください。
英語を話すことに慣れていれば、そんなに話せなくとも自分の言いたいことを伝えることはできるようになります。
私のようにならないで欲しい、楽しいワーキングホリデー生活を送って欲しいんです。
海外で暮らしてみたい、日本とは違う文化に触れてみたい方におすすめ
ワーキングホリデーをおすすめする人は
・海外で暮らしてみたい
・日本とは違う文化に触れてみたい
・海外で仕事をしてみたい/お金を稼ぎたい
・海外の人と友達になりたい
・思いっきり海外を楽しみたい
正直目的なんてなくていいんです。
200人以上にアンケートを取った結果でも半数以上が海外に住んでみたかったからという理由でワーキングホリデーを取っています。
離婚したし、夢だった海外に住んでみたい。
あわよくばオージーの彼氏欲しい。
(ゲットしたのはカナダ人だった笑)
サーフィンがしたい。
(結局サーフィンをしたのは1度だけ笑)
私たちの目的なんてこんな感じですよ。
目的があったらもっと頑張れたのかもしれませんが、
私たちはゆる〜くオーストラリア生活を楽しんでいるので「まっいいかな」と。
「英語力をアップさせたい!」というのであれば、フィリピン・バリ留学や学生ビザを利用した方ががっつり勉強できると思います。そのあとでワーキングホリデーを使った方が、有意義に英語を使いながら働くことができます。
※ただしワーキングホリデービザはオーストラリア国内では取れないので注意。学生ビザから切り替えるには帰国しなければなりません。
まとめ
ワーキングホリデーとは
・18歳から30歳までの青少年が、その国の文化や生活を理解することを目的としている
・そのために仕事をすることができ、最大4ヶ月の就学、観光もすることができる
という夢のようなビザです。
・仕事に打ち込んで稼いでもいい
・英語力をつけて現地就職を目指してもいい
・車を買ってロードトリップをしてもいい
幅広い選択肢があり、オーストラリアを思う存分楽しむことができます。
最初に来たときは英語が話せなくてかなり苦労しましたが
英語力が上がってからは
ワーキングホリデーがもっと楽しくなりました。
仕事をしてお金を稼いで、旅に出る。
それが私のワーホリスタイルです。
ワーホリが楽しいものになるかはあなた次第。
退屈な日々から抜け出し、海外に来てみませんか?
ワーホリ行く前にすることは「とにかく英語を話す練習」ともう一つは…一番下に
こちらはプロモーションを含みます
オーストラリアにワーホリに行くけど、英語全然話せないや。
まぁなんとかなるでしょう!
おしゃれなカフェで働いてみたいな〜
なんて考えていませんか?オーストラリアは移民の多い国なので、正直英語が話せなくても生活はできます。
ですが英語が話せないと
・日本人の友達しか作れない
・ジャパレスまたはファームで働くしか選択肢がない
・病院や事故など困ったときに自分で対応ができない
私はシドニーの語学学校に4ヶ月間通い「自分の伝えたいことを伝えられるくらい」には成長しました。
英語で会話をするには難しい程度なのに「カフェで働きたいから、カフェに履歴書を配りに行こう!」と何十軒もカフェに行きました。
一軒だけキッチンのトライアルに挑戦できましたが、説明の英語すら分からず働くことが出来ませんでした。そりゃあ受け答えも出来ないスタッフを雇いたいところなんてありませんよね…
結局は日本食レストランで働くことになりました。その後ファームに行きましたが、日本人と一緒に行動をしたいたのでワーホリ1年間はずっと日本語を話していました。それはそれでめちゃくちゃ楽しかったのですが、やりがいもなく「なんでオーストラリアにいるんだろう・・・」と思っていました。
私は「日本にいる時から英語を話す練習をしておけばよかったな。」と後悔しています。
日本にいるときはスタディプラスの神授業を見たり、TOEICを受けたりはしていたんですが全く通用しませんでした。
英語は話さなきゃ意味がないですからね…泣
英語を話せていたら、家でも仕事でも選べる選択肢が増えることは間違いありません。
じゃあワーホリに行く前は何をすればいいの?
私がやっとくべきだと思ったのは
・中学校英語は完璧に
・ネイティブとではなくていいから、会話の練習をして
相手の言っていることをわかるように
自分の伝えたいことを伝えられるようにする
とにかく会話ができなければオーストラリアでの仕事はおろか、買い物もコーヒーを頼むのも難しいです。
できればオンライン英会話でもなんでもいいから話す練習をしてほしいところ。
おすすめはオンライン英会話の「ネイティブキャンプ」
回数無制限で英会話ができるのがネイティブキャンプの最大の魅力です。
さらに
・講師がゆっくり話してくれるので初心者でも安心
・無料お試し期間が7日間もある
講師のほとんどがフィリピンや台湾出身ですが
オーストラリアは移民国家。
最初に友達になるのは韓国や台湾、フィリピン、南米などの英語が第二言語の人たちが多いんです。
だからネイティブにこだわる必要はないと思います。
回数無制限なので、フィリピン留学みたいに何時間も英語漬けにすることも出来ちゃいますよ。
気になった方はまずは7日間の無料お試し体験をやってみてはいかが?
ワーホリ前にしておくべきこと
オーストラリアに来る前に「家事とくに料理」のスキルを身につけることをオススメします。
オーストラリアはなんといっても外食がめちゃくちゃ高い!スーパーにお惣菜ありません。コンビニは日本と全然違う。
なので一通り料理のスキルを身につけておきましょう。