オーストラリアで仕事を探すときって
履歴書っているのかな?
バイトでもいる?
日本と同じように手書きなのかな?
それともちゃんとフォーマットがあるの?
ワーキングホリデーや語学留学を使ってオーストラリアで働いてみたいという方
オーストラリアでは「履歴書(レジュメ)」が絶対に必要になります!
特にカフェやレストランで働いてみたい人は実際にお店に行って、履歴書を配ったりすることもあります。
※2022年現在はコロナ禍で直接履歴書を配ることを禁止しているお店や工場もあります。
私もオーストラリアに来て2ヶ月後くらいに
履歴書配りをしました。
2件ローカルカフェのトライアルをしましたが
見事に英語がわからず落ちました笑
2021年の12月からオーストラリアの国境が開き、たくさんのワーホリ勢・語学留学勢が入ってくると思うので
「履歴書の書き方」をご紹介したいと思います!
私はファクトリージョブをメインに応募していたので、この書き方で
・ファクトリー系十何社から連絡あり
・ホテルのハウスキーパー応募したところ全社から連絡あり
(ちなみに全社から経験ないからダメとメッセージが来ました)
・語学学校の先生/ビジネス専門学校出身のカナダ人彼氏のドムのお墨付き
という一般的なワーホリで来ている人であれば問題なしの履歴書となっています。
履歴書とカバーレター
オーストラリアで働くとなると、履歴書を作成する必要があります。
ファームジョブでは必要ないかもしれませんが、日本と同様雇用主はどのような人が会社にとって必要なのか判断するための基準となります。
また、カバーレターというものが必要なことがあります。
カバーレターとは、履歴書と一緒に送る送付状・挨拶文のようなものです。
履歴書とは違い、短い文章で書かれ一番先に採用担当者に見られるところです。
なのでその仕事の熱意や、自分はどんなことができて会社にとっていかに貴重な人材となれるのかなどアピールすることができます。
ここでポイント!
・履歴書で一番重要なのはwork experience(仕事経験の有無)です。
・これから私の履歴書を紹介しますが、その通りに書いたとしても仕事経験の有無がなければ受かりづらいこともあります。
・コロナ禍の現在は、人手が足りず仕事の経験がなくても受かりやすい環境にあります。コロナ以前はたくさん求人に応募しても返事がないことが多かったです。
履歴書(レジュメ)のやさしい書き方
こちらが私の履歴書の内容になります。黒い部分は個人情報ですので伏せてあります。
語学学校の先生から基本的なことを、カナダ人彼氏のドム(ビジネス学校卒)からもアドバイスを頂いて作成しております。
基本的にこちらの履歴書を書き直しながら仕事(主に工場)を探しており、何件もオファーを頂いております。
基本的な書き方
・A4一枚の範囲に抑える
・写真は載せない
・白黒コピー
・主題と内容はしっかり区切る
・手書きNG
日本の履歴書とは違い、フォーマットがありません。
なのでWordを用いて自分で作成する必要があります。
もし履歴書をお店に配りに行く際にコピーが必要な場合、Office worksというプリントができるお店がありますのでそこに行ってコピーをしましょう。メールで簡単送信ができますのでUSBも必要ありません。
名前、住所、電話番号、メールアドレスの記載
一番初めの文章は
・名前
・住所
・電話番号
・メールアドレス
を記載しましょう。
何件か求人募集をしているところにアプライしたとしましょう。
採用担当者のもとにあなたの履歴書がいって、担当者が気になると「電話」をしてきます。
私の経験上80%の割合で電話が多いです。
もし電話が苦手で出られないよって方がいたら、履歴書を提出した際に
email or messege preferred(メールかメッセージが好ましい)
と書いておくと、メッセージでくれる場合もあります。
OBJECTIVE(目的や狙い)
次に何を目的としてこのレジュメを書いているのか、何を採用担当者に伝えたいのか書きます。
I am applying for an entry level position with your company.
I am a backpacker from Japan currently on my 3rd year visa which expires in January 2022.
日本語では
私はあなたの会社の一番はじめのレベルのポジションに申し込んでいます。
私は日本からきたバックパッカーで、現在3年目のビザです。2022年の1月にビザが切れます。
私は工場の仕事を狙っていたので、
食品・製造なんでもOKの「最初のレベルからスタートしたい」ということを書いていますが、
・キッチンやウエイターで働きたい人は、なんのポジションで働きたいのか
・ファームではパッキングがいいのか、ピッキングがやりたいのか
・資格があるのであれば、その資格を使って働きたいなど
どんな仕事をしたいのか明確に書くといいと思います。
英語の文章力などは気にしないと思うので、自分が思うことを自分の言葉で書きましょう。
そしてビザがいつ切れるのかも記載しておくと良いでしょう。
なぜなら雇用主は「長く働ける人」を採用したいからです。
私はアプライしてから半年後くらいに切れるのでコロナのパンデミックビザを申請したいです
と求人募集のコメント欄に記載しました。
正直半年間働けるなら、雇ってくれるところが多いです。
しかし3ヶ月や2ヶ月となると雇ってくれるところは少なくなるかもしれません。(ファームジョブは例外)
SKILLS AND CHARACTERISTICS(スキルと性格)
ここでは自分の持っている
・スキル・免許や資格(オーストラリアで使えるもの)
・性格や個性
を書きます。
友達の中にはFIRST AID(救急手当)やFORK LIFT(フォークリフト)、WHITE CARD(工事・建設系)の資格を持っている子たちも多く、その場合はこちらに記載します。
オーストラリアの運転免許が役に立つお仕事であれば記載してもいいです。
また調理やハウスキーピング、マッサージなどのスキルがある人で仕事に活かしたいのであれば記載しましょう。
残念ながら私は何一つ資格を持っていないし、スキルもないので
Responsible,Curious,Patient,Motivated,Friendly,Hardworking,Attentive,Cooperative
責任感のある、好奇心のある、我慢強い、モチベーションが高い、フレンドリー、よく働く、気が利く、協力的
とかきました。
語学学校の先生が、
「姉やんはスキル何もないから、すごいよく働くやつだと思い込ませろ」
と大量に書かされました。
WORK EXPERIENCE(仕事経験)
ここの欄が一番重要です。
初めてオーストラリアに来た方はあまり書くことがないかもしれませんが
日本でも「カフェでバリスタ経験あります!」「シェフしていました」など経験があれば絶対に記載しましょう!
November2020-July2021 Nolan Meats, Gympie,QLD
I worked as a slicer, packer in a Boning area.
日本語では
11月2020年ー7月2021 会社名、場所
私はボーニングエリアでスライサー、パッカーとして働いていました。
書くべき項目は
・日付とどこで働いていたか、何の仕事をしていたか
を記載します。
前回のお仕事先に電話をして、応募者がしっかり働いていたのか確認する会社もあります。
私の場合は面接時にマネージャーが履歴書を見て
「工場で働いていたとき、もし同僚がミスをしたらどうしていたの?」
など経験にまつわる質問をされたこともあります。
EDUCATION(学歴)
ここでは最終学歴、もし学生ビザであれば現在の学校や大学の情報を記載します。
仕事経験と同じように、日付と学校名を記載します。
私は大学名と何を専攻していたかを載せています。
よく語学学校のレベルを載せている人がいますが、基本的には無意味です。
ジャパニーズレストランで働きたいのであれば載せる価値はあるかもしれません。
なぜならたまにUpper intermediate以上の英語力がある人しか雇いません。という求人もあります。
でも卒業してしまったり、そもそも語学学校に行っていない場合は自分のレベルなんて知らないですからね。
履歴書は誰かに見てもらった方がいい?
もしあなたが語学学校に通っているのであれば、先生に見てもらうといいと思います。
誰かに見てもらわないと、余計なことを書いていたりスペルミスがあることに気づかないこともあります。
語学学校には通っていない!日本にいてネイティブの知り合いは誰もいない!という方に朗報
オンライン英会話で有名なネイティブキャンプでは、フリートーク中に履歴書をみてもらってもOK!
日本人カウンセラーの人に直接聞いたところ
「ビジネス専門の先生を探してもらって、フリートーク内で履歴書についての質問や口頭での添削をするのはOKですよ」との回答を得ました。先生を選ぶ必要はありますがありがたいですね。
Could you do me a favor?
I’m writing my resume. But I’m not sure it’s good or not.
Can I ask some question about my resume?
みたいな感じで聞けば、アドバイスはもらえると思います。
チャットボックスもあるので、あらかじめ書いた英文をコピーしておいてチャットボックスに貼ってみてもらうというのもありですね。
今なら7日間無料体験レッスンができます。
会員登録すればはじめにコインがもらえるので、ネイティブの先生でもお話しすることができます。
気になる方はこちらから
ネイティブキャンプカバーレター
履歴書が書けたら次はカバーレターを見ていきましょう。
こちらは必要のある会社と、特に必須ではない会社があります。募集要項で必要なのか確認しましょう。
私の場合、ファクトリー系で働ければどこでも良かったのでそこまでアピールしていませんが
本当に働きたい場所が決まっているのであれば、その会社の商品についてや産業のことなど深掘りして書くことをおすすめします。
カバーレターは働きたい会社に自分自身をアピールするもので、その会社ひとつひとつ理念や取り扱っているものが違います。そのため同じ文章は使えないと思ってください。
実際に送ったカバーレター
To Whom It May Concern,
My name is Ne-yan. I am from 〇〇, I am backpacking in Australia and I am currently living in 〇〇.
I wish to join in an entry-level position with your company. I would like to work in the 〇〇 industry.
During my time in Australia, I have worked with many employers, agriculture industry and meat factory as a slicer. I consider myself hardworking, attentive, and a great team player.
I am currently on my 3rd year visa, which expires in January but there’s a possibility I can extend my stay for longer by applying for a COVID visa.
Thank you for taking the time to review my application and cover letter. If you wish to contact me you may do so by emailing me at 〇〇@gmail.com or through my mobile 〇〇 (message preferred).
I hope to be in contact with you very soon, thank you.
-Ne-yan
日本語訳
担当者様。私の名前は姉やんです。私は〇〇出身で、今現在は〇〇に住んでおり、オーストラリアでバックパッカーをしています。私はあなたの会社の一番はじめのレベルから入ることを希望します。私は〇〇の産業にとても興味があります。
私がオーストラリアで過ごしてきた中で、農業やミートファクトリーのスライサーとして多くの雇用主のもとで働いてきました。私は今ワーキングホリデーの3年目のビザで一月に期限が来ますが、COVIDビザを申請することで滞在を延ばすことが可能です。
私の申請とカバーレターに時間をとっていただきありがとうございました。もしあなたが私と連絡を取りたい場合はメールか携帯電話を通して連絡をしてください。(メールがありがたいです)
早く連絡が来ることを待っています。ありがとうございました。ー姉やん
こんな感じでカバーレターを書いています。
履歴書を小さくまとめた感じですね。
私の場合は希望と経験・どのくらい働けるのかを書いています。
自分という存在がいかに素晴らしいかということを、売り込みましょう。
まとめ
履歴書は初めにしっかり作っておくことが大切です。
なぜなら一度作ってしまえば、その後は経験を足したり目的を変えるだけですむからです。
カバーレターについては、応募する会社のことをしっかり調べて
・何に興味があるのか
・希望のポジションはどこなのか
・会社にどのように貢献できるのか
などを書いておくと、採用担当者さんの目に留まりやすいでしょう。
ただし働いた経験が一番重要になってきますので、いろいろな仕事をやってみることをおすすめします。